あまりかたちのわからないもの

別に人生遠回りしてもいいかなっていうブログ

大麻草の精神性

 

今回は日本人と大麻草の精神性について検証してみます。そのほかにも「戦争と日本」に注目していきたいと思います。

 

みなさん、第二次世界大戦に日本が負けたことはご存知ですか?ですよね?

敗戦国として経済的発展はしつつも国際的な地位を築けずに現代を生きています。

 

戦争後の立て直しで言えば、良くも悪くもGHQ(連合国軍総司令官総司令部)の介入を避けることができなかった過去があります。その介入によってもたらされたものはとても大きく前後の貧しい日本にとってはとても嬉しい支援だったという話を聞きます。

一方で経済的に発展し経済先進国としてその地位を確立しつつある日本ですがまだまだ解決されるべき課題がたくさんあると言えます。

そこには、日本は自立したくてもできないという制度的な制約もあります。

具体的にはこの記事で述べますがいくつかの象徴的な事柄をご紹介します。

 

憲法

天皇と国民

大麻と日本と石油

 

憲法

これは有名な話です。最近では安倍政権によって憲法9条の改正が掲げられ議論に発展しているため比較的聞いたことがあるかもしれません。

 

日本国憲法は1947年3月に施行され、敗戦国であり唯一の被爆国として、それ以降日本国は軍国主義を捨て、率先して世界平和に寄与していくという使命を与えられました。

 

天皇と国民の関係

アメリカ主導で作られた日本国憲法は戦前までの天皇のあり方や権限などを再考したものとなりました。

天皇は一定の権限を失ったものの、天皇制自体は保たれました。それは天皇を心の支えとしていた戦前までの日本国民を考慮したからであり、天皇制自体を消去することは当時の日本にとっては大きな混乱を招くと考えられたからです。

 

贅沢は敵だ

「欲しがりません勝つまでは」

「挙國一致」

「一億國民総武装

「玉砕」

「産めよ殖せよ国のため」

 

どこかで聞いたことあるかなスローガン、これらを従順に遂行することができたのは何故でしょうか?

 

今でも身の毛もよだつような、考えられないような国家思想です。

「戦争は国民が命をかけて戦うものだ」と言うが、これは誰のためになのかを考えればもう答えは明るいでしょう。

 お国のために、お国のために、それはつまり天皇陛下に捧げる勝利でした。

 

「死ぬなら美しく散れ」

「体を投げ打ってでも相手に一撃を与えよ」

「潔く最期を迎えろ」

 

このような思想を支えていたのは当時の天皇陛下の存在が相当大きかったことが伺えます。

このように「天皇」と「国民」の関係を懸念したGHQは、日本政府の役人の粘りもあったものの、天皇制を維持しながら、実権を持たない象徴的な存在と定めたのでした。

 

大麻と日本と石油

そしてもう1つ、天皇と国民の精神性のほかにも注目すべき要素があります。それが大麻草です。これも有名な話ですが、、、

 

戦前までは大麻草が生活の一部として存在していたことをご存知ですか?

 

生活の一部とはつまり合法であった(合法っていう概念すらないくらい身近にあった)、薬として流通していたのです。そこらへんには自生していたし、衣類はもちろん、食の分野でも活躍していた。

また薬としては抗精神薬の働きがあり、アレルギーやぜんそく、うつなどに効く薬として一般的に流通していました。

 

ところがどっこい、敗戦後GHQによって大麻取締法が作られ、それまで生活の一部であった大麻草の存在が否定され、人々の生活から遠ざかっていってしまったのです。

 

これは理由としては2つあります。

 

1つ目はこの記事で最も言いたいことの1つなのですが、天皇との関係でも存在した、精神的なつながりです。

今でも伊勢神宮の注連縄や皇太子が天皇になるときの儀式「大嘗祭」で着用する麁服(あらたえ)という衣類の原料、お札など神事で使われており、いまだに需要があるのです。

 

これからもわかるように大麻という素材が神が絡むような行事だったり、天皇だったり、信仰の一部として存在していたのです。

 

したがって、GHQはそれらを考慮し、天皇同様日本人の心と大麻のつながりを断ち切り、二度と戦争を起こさないようなマインドにさせる意図があったと言われています。

 

そしてもう1つの理由は、石油がらみの話です。都市伝説ぽくなります、、、

単刀直入にアメリカが日本を石油のマーケットにしたかったという思惑です。

当時石油のマーケットは未開拓で、しかしながらアメリカがその分野を牛耳っていました。具体的にはロックフェラー系のエクソンモービルが挙げられます。ヨーロッパ発の財閥としてはロスチャイルド系のシェルやBPが挙げられ、いずれも植民地を経て産油国を傘下に入れていたため世界の石油をコントロールするのは容易だったのです。

 

そうして、敗戦国として石油市場に見出された日本はアメリカの介入のもと、多くの対アメリカ体制を構築していくのです。

 ここまで書いてきて、いずれにせよ戦後の日本がアメリカにならずに日本国として存在できただけましなんじゃないかと思います、、、

でもアメリカになっていたらと考えても面白いとも思いますが!

 

 

いかがでしょうか。

日本の敗戦は現在にも尾を引く決して小さくはない出来事でした。個人的には戦争を仕掛けて負けた愚行の産物としか思えませんが、よく観察をすればそれを受け止めて日本を変えていくきっかけはあちこちに転がってると思います。みなさんが知らない情報があって興味を持って自分で調べるところまでしてくれたらこのブログの価値が高まります。

真偽をまず疑いまずから調べるところからはじめましょう。学校では教えないことがたくさん世の中にはあると思います。まずは自己防衛的に物事を疑って自分なりの正解を導いていくことが大切なんじゃないかなと思います。