あまりかたちのわからないもの

別に人生遠回りしてもいいかなっていうブログ

自己満にならないための処方箋

 

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まだまだな1ヶ月半

HEMP Magazines Japanはじめてから、1ヶ月半くらい経った。

(見せれるレベルにならないと嫌なので)SEOには手をつけずに、地道にやってみました。

ひとりでコツコツ、翻訳を続けてコンテンツを作るのに必死で広げていく1ヶ月半。翻訳すらちゃんと合っているのか、もしかしたら誤訳があるかもしれないけれど、、それでもまずは続けることを目標に1ヶ月半。4/23の更新を皮切りに現在の記事数は34になった。まだたったの34だけど、飽き性でいろんなことがなかなか続かない初速王にしては、今のところ順調だよね。

 

ワードプレスを使っているのだけど、コードなんて全然わからないし、コードをいじることなく最低限の体裁は保とうと、いじれるところを最大限にいじるスタイルでやっていたら、中学校の同級生の友達が『https://exave.net』というものをやっていると知り、藁にもすがる思いでその2日後に再会することに成功した。それからたびたび頼っている。そのことが、今までの自分の中の「最低限」のレベルを引き上げた。頭で描いているかたちを具現化していけることで、メディアとしての質も少し上がった気がした。あとはコンテンツだと。

それからは、翻訳、更新にも本格的に力を入れた。

このメディアは「自分を語るもの」だと思って。

 

今回は今までの振り返りとこれからの課題を抽象的に書いていきたい。

 

足で稼ごうね

そして、人との出会いも必要不可欠だと思い、ネットワーキングも兼ねて外にも足を出した。外にオープンになることで、色々なつながりが増えた。行けることには行く。できることをやらないことで得られないものはもしかしたらその時は大切じゃないかもしれないけれど、できることをできるだけやることで得られるものはその機会損失よりも大きい。ネットでも繋がることはできるけれど、人間は生き物だし、そこはオンラインだけじゃ強くならないコネクションの厚さという面だと思う。実際に会わなきゃ始まらないことの方がまだたくさんあると思うので、、

 

ビュー増やさないとね

1ヶ月くらいしたところの5月末、すでに大麻のトピックで活動をしている人たちにも知ってもらおうと、少しではあるが、ツイッターのDMを送りまくった。反応してくださる人は少なからずいた。トピックとして誰もがやっていることではないから、その分野では、何かが生まれていくことに対して、少しでも目的が重なれば、全体として応援傾向にあるのかなと感じた。そうして反応を得たのち、シェアされる記事の傾向や反応がいい記事を分析して、次回の記事の選定につなげることができた。今まで以上に記事の選定に力を入れることができるようになった。

 

そこで嬉しかったのは、大麻の起源についての記事『大麻草の起源: 2800万年前、海抜3kmのチベット高原-大昔の花粉から読みとる』が比較的シェアされたことだった。ドラッグと混同されがちなマリファナなどの記事ではなく、大麻の植物としての価値や由来についての記事が、Facebookで友達ではないけどシェアつながりで目にしてくれた人のタイムラインにあったことは、推進派の紙一重な部分、この分野において「ただ吸いたい」という側の意図ではないものを感じて、少し感動した次第だ。

だが、追跡してしまったのは許してほしい。自分のものがどこまで影響力があるかを追跡するのは動物がご飯を食べるのと同じくらい自然なことだと思う。

 

Facebookだから大麻をそういう「植物」として捉えるアクションが強いのかもしれないな、と感じたのは、Twitterでは医療用マリファナやCBDオイルといった、体に取り入れる要素が比較的、閲覧や反応をされているということがあるからだ。

 

媒体の特性がここに出ていて、Twitterは比較的意見を述べるために存在し、よりコアな層と出会える。反対にFacebookは社会性がまだ保たれていて、ある特殊なトピックでも、あまり過激にその意見をガツンと言うことには向いていないのである。

だからTwitterは炎上しやすいし、ポジションが二極化しやすい。ましてや匿名であればなんだってものを言うことができるからね。

 

それともう一つは、このメディアの軸として、一般層に浸透させたいというのかあるので、よく知らない、興味のない層をどれくらい取り込めるかが鍵を握る。内容を砕いて一般化していくことも大事だ。

 

コンテンツを増やさないとね

これからは、ただ翻訳しているだけじゃもはや価値がないので、オリジナルのコンテンツを作っていくことが最低でも必要になる。それも、ただ作ればいいということではなく、わかりやすく、訴求力のある伝え方でだ。ここはマスト。

 

一生懸命信念を持ってものごとを伝えているのに、違う伝わり方したら元も子もないし、なにより自己満足メディアになる。当然見ていても関心がわかない。

 

自分にしかできないことをやる。このメディアが大事にしている軸でやる。

それには第一の問題意識、それを支える客観性のあるエビデンスと論理的思考、伝えるための表現幅、全てならオリジナリティを込め一貫してリンクしてはじめて、自分たちの「モノ」としての体裁を成す。

 

あとは、ZINEというか冊子媒体も作りたいし、動画でドキュメンタリーもしたい。おいおいで。

 

伝え方気をつけなきゃね

誰を批判すると言うわけではなく、極論、

 

使ったことがある→体が楽になった→大麻いい

使ったことがある→たのしい→大麻いい

逮捕歴ある→でもいい植物だ→日本おかしい

世界がやっている→日本はおかしい→解禁しろ

 

こういうのは、どうやっても理にかなわない。言うことは無限にできるけれど、人を動かすのは困難に近い。ならば「伝えるモノ」と「伝え方」で勝負しかないよね。

 

大事なのは「どうしてそれがいいのか」を客観的に伝えて納得してもらうこと。このトピックはワーワー言っても相手が腑に落ちなければ巻き込めないくらいまでの認識でやらないと、と思った。

 

 

ぶれないようにね

このメディアをやっていて「目をつけられるよ」と言われるけれど、そんな思考にはならない。咎められることは何もないと自信を持って言える。日本にある既存のルールの中でやっている。咎められるべきはその土地のルールを守らず、自論としての論理を優先することだ。

そしてなにより、地球規模で考えたとき、循環しない使い捨ての消費の仕方を永遠し続けることより、大麻が身近にあり資源利用することがはるかに有益で、石油市場のような搾取のない世界になるかのほうが長期的に見て人類のためだと想像ができる。これを言うとオカルトチックに思われる。

 

だから、やり続ける。アップデートし続ける。自己満にならないように!