電車の「こうだったらいいのに」
みなさん、今日は電車で感じた「こうだったらいいのに」を2つ紹介します。
①なんで網棚って棒状になっているの?
②なんで寄っかかる人のことを気にしなくてはならないの?
もちろん前置きとして、線にもよりますということは前提として話をします。
そのような席に座ったことはありますか?
まず一つ目、
①「なんで網棚って棒状になっているの?」
JR高崎線内の棒状の網棚
自分が立っているとき、荷物を背負い続けているのは厄介だなと感じますよね。
そのときにその荷物を網棚に「よいしょ」と乗せますね。
それです。それです。
そのときに網棚を見てみてください。
線にもよりますが、網棚が器になっておらず、棒状のポールが横に8本伸びていて空洞が確認できます。
立っている人は網棚を使えば自分の荷物による体への負担が軽減されていいでしょう。
しかし考えてみてください。
電車には立つ人もいれば座る人もいることを。
座っている人にとっては、自分の頭上で行われる他人の荷物のガサガサはなんとなく気になります。まあ、それはいいとしても、そのバッグに付着したホコリやゴミなどが落ちて来て自分の頭の上に着陸したらどうでしょう?
不快ですよね。というより、なんで他人のバッグについていたごみを自分の頭がキャッチしなくてはいけないのかと。その必要性がまるでない。
新幹線や他の在来線などでは大抵その網棚は文字の通りアミアミではなく、お皿のように、板のように設置されています。
これは単純な話なんです。
そのような形の網棚に移行するべきではありませんか。
板状の網棚なら荷物の安定感においても格段に向上しますし、座る人の頭には何も起こりません。
次に二つ目、
②「なんで寄っかかる人のことを気にしなくてはならないの?」
どういうことか?
解説しましょう。
たとえば、あなたは電車で端の席を確保できて座っているとします。ロングシートと言われる座席の端です。すると大抵、板側、つまり人と接しない側に寄ったりしますよね?
そのときです。そのとき次の駅で乗って来た髪の長い女性がその面の裏側、つまりドア側に立って寄っ掛かります。
するとどうでしょう。
その女性は自分の髪が長いことをケアせずに寄っかかったままでいるでしょう。そうすると、その髪は座っている人の顔の前または頭や肩に乗っかってきます。
そのときこう思うのです。
なぜ、わたしはあなたのその長い髪の毛をあなたが管理しないことによって気にしなくてはならないのですかと。まるで必要性がない。
バッグの荷物や服の余分なボリュームでも言えます。
違うケースもあります。
タバコを普段吸ってると思われるタバコ臭を身に纏った人がドア側の面に寄っかかるとしましょう。
座っている人(筆者)にとってはその臭いですら強烈に感じるのに、その衣類などが自分の顔付近に接近するのです。こんな拷問はありません。
「席を変えればいいじゃん」
ちがいますよ。なんで、関係のない人が、本来は被るはずのない出来事に追われて、その不快な思いをしたままでいるのに、自分の行為が迷惑な行為だとも気づかずにいる人が好きなように美味しい思いをするかと。そんなことあって良いのでしょうか?
理不尽でなりません。
そんな泣き寝入りは嫌です。
大したことないけれど、大事なことです。
だから単純です。
網棚につながるくらいの高さで仕切りのボードを設置して欲しいのです。
たとえば相模鉄道が新型デザインを施した車両を製造したという記事です。
ここに出てくる仕切板は素晴らしいと思います。透明のアクリル板でしょうか?そのようなもので座席の端を完結させて、立ちながら寄っ掛かる人による座席部へのはみ出しを制限しています。
しかしながら、現状検索でヒットするものは数少なく、筆者自身もどこかでそのような高い仕切板を設置している車両は見たことがあるようなないようなの曖昧な記憶でうまく思い出すことができません。
さらに調べてみると、主な首都圏の電車の車両としては、JRのE231系(旧型山手線、東海道線、高崎線、宇都宮線、中央総武線など)やE233系(東海道線、高崎線、宇都宮線京葉線、埼京線、南武線、横浜線など)の車両は席の端の仕切りボードが高めに設置してあるようです。
逆に高いということがここでは議論されていますが、個人的にはこの高さでは物足りないと思っています。
ただリンク中にもあるように、仕切板にくぼみをつけることで座席に座る人の肘掛になるよう配慮が施されているようです。
埼京線の仕切板は半透明。くぼみがあることが確認できる
高崎線の仕切板。くぼみがあり肘掛の役割をする
例えば下のリンクのように、高めの仕切がある車両もあるみたいですが、インターネットで首都圏の電車でこのようなものを探し出すことは難しいように思われます。
もし、首都圏の車両で高い仕切板を設置している車両があれば教えてくれると喜びます。