あまりかたちのわからないもの

別に人生遠回りしてもいいかなっていうブログ

ミスはつきもの気にしない

 

3日ほど前に作ったmeetupのグループでは今、大変なことになっています。

 

開設について詳しくはここ。アメリカで日本語教室を始めてみる - あまりかたちのわからないもの 

 

何が大変なことかというと、1つは人数が多いことと、もう1つは、簡単にいうとオーガナイザーである筆者の段取りの悪さです。

 

まず1つ目から、開設してすぐグループへの参加は50人に届き、もともと課金が必要なオーガナイザーだったのですが、そこでさらに人数の枠を得るために30ドルほどの課金を決意しました。そして、50人を突破し、現在では120人ほどがグループに参加している状態になっています。まあ、ここまでは、まあまあ普通の現象だと思っています。

 

それで、少なめの人数を狙って、2日後の開催を予定したイベントを作りました。と同時に第2回目のイベントも作り、1回目来れなくてもチャンスはまだあるよというアピールもしておきました。

しかし「そこまですぐに対応してこれないだろう」という思惑は外れました。

 

アメリカ人の休日の時間の過ごし方がスローだということもあって、または、日本語学習がやはり関心が高いトピックなのかと思わせられるほど、本日のイベント(第1回目。少人数を狙って急に作ったイベント)には26人の参加予定となりました。(開催3時間前。ドタ参の可能性もまだまだあり)

 

 

この数、冷静に考えると、大体meetupの一般的なグループのイベントへの参加率は全体参加数の1/10ほどなのですが、26/116つまり全体数の4割の人が参加してくれるという計算にたぶんなります。なりますよね?

 

 

「まじか、ここまでは求めてないんだけどな.....」

 

急なイベント開催の思惑も裏腹に、彼らは高い関心を示してくれていることも改めて実感したのですが、ここからが、ダメダメオーガナイザーの腕の見せ所となるのでした。

 

今日は日曜日、そして6時からの開催を予定していたのですが、アメリカの休日の仕事終わりの早いこと早いこと。色々なオープンスペース(学内のものや、町の図書館)は大体5時頃に閉まり、20人越えの大所帯で、しかも未成年を含むとなるとバーなどもNGのところが多く場所選びは困難を極めます。ましてアメリカに来て3ヶ月ほどの初心者の人間の知識となると高が知れているわけです。

 

ここで少しの疑問ですが、やはり時間より前に場所の確保を優先したほうが賢明ですよね?(たぶん当たり前)

 

もうこれからは場所未定のまま、イベントを作るようなことはしません。学びました。筆者は学んでからが強いのです。

 

そして昨日焦りの中で「前日までには決めねばならぬ」と高々に選んだ場所は、Lloyd Center ::: Portland ::: ORというショッピングモールのフードコートでした。

この時点で筆者の頭の中には、「日曜日のショッピングモール、6時に閉まるわけがなかろう」という勝手な憶測で満たされていました。

そして本日朝「一応ロイドセンターのクローズ時間を調べておこう」と検索をしたらなんと、恐ろしい現実に遭遇しました。

 

6時までの営業なのです。

 

つまり、このままでは26人の集合と同時に店内に蛍の光が流れてしまうのです。

 

f:id:urinurin11:20180115053954j:image

ご覧の通り-6pmである

 

今になって思うのは、なぜ調べる前にリリースしてしまうのかということですよね。すこし適切ではない環境にいるとすこしだけ判断がおかしくなるのだと思います。そう信じています。それも個性ということで、、

 

みなさん、安心してください。その後迅速かつ適切な対応を行いました。

通常、この場合のリカバリーはこうであろう。

 

①時間だけは確保してもらっているので、場所だけを変える

 

1択です。①としましたが②はなく1択です。

 

たしかに、そのやり方もありました。しかしながら、人数はすでに26人、そしてさらに増えることが予想され、いまさらバーやラウンジ、課金のワーキングスペースなど、制限のある場所に変更することは現実的ではないと思いました。

 

したがって、フードコートというある意味無制限の空間は確保して時間を早めることにしました。たしかに、そうすることで来れなくなる人もいるかと思いましたが、それはまた来週以降カバーすればいいかなと突然の楽観視に助けられたのです。なんせ、このグループ全然急いでいませんからね。

 

行けなくなってしまう人には申し訳ないし、ドタ変をしたことで少なくとも「なんやねん」と思うアメリカ人もいることはわかっています。だからすごく謝って言い訳を言いました。

 

f:id:urinurin11:20180115060105j:image

ご覧の通り謝ると同時に保身に走っている

 

日本人の感覚では、こんなこと日本でしたらバッシングの嵐または見捨てられておそらく今日のイベントには1人も姿を見せないことでしょう。それくらい厳しい社会です。

 

でも大丈夫。アメリカ人やポートランド在住の人に悪い人はいません。謝りのコメントにいいね押してくれたりしてくれました。

 

1番気持ち的に助けてくれたのはホストファザーです。やらかした旨を伝えたところ笑いながら「平気だよそんなの余裕だよアホか気にしすぎだろ日本人真面目か」と、だいぶ盛りましたが救いでした。

 

なので、切り替えていこうと思います。

 

初心者だし、未熟だし、学ぶことはたくさんあるし、みんなの優しさに助けられながらやるのは恥ずかしいことじゃないし、必ず1人では成り立たないので、切り替えていこうと思います。今日みんなに会ったら開口イチバン謝りますが。

 

以上、ミスさえも楽しめているダメダメオーガナイザーでした。楽しみます。