あまりかたちのわからないもの

別に人生遠回りしてもいいかなっていうブログ

手を汚さずに仕留めたらあとはその手を汚すだけだ

 

昨日2回目のmeetupを開催してきました。

 

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 また60年代テレビ調で失礼します(無断掲載悪しからず)

 

 

早くまずは1回はやらないと!と思って開催2日前にリリースした1回目をフォローする感じで、1回目に来れない人の受け皿ということで一応設けていた2回目ではあったのですが、前回とは打って変わり内気な人が多かったようで、序盤こそ会話の続かなさに驚きましたが、その後はじわじわとこの日のペースで進んでいけました。

 

初回は序盤に何個かグループに分かれてからそのままずるっと行ってしまった感じで、雰囲気こそ盛り上がっていたものの、それぞれがずっと同じ場所にいて、同じグループで話をしてしまったこと(なんせ仕切ってないから)を反省して、個人的にグループ全員の人と話をすることができました。未来の生徒だからね、大事にしなくてはいけません。

 

あと昨日はたくさん日本人の友達も来てくれたから外国人の人たちは嬉しかったのではないでしょうかね。それがなによりだね。

 

そんなわけで、無事怒涛の週末を終えたわけですが、ここからなんです。meetupの大変なところは「継続してやること」だと思うのです。コンスタントに」毎週あるイベントが普通だと思ってはいけません。毎週やるって、同じスパンで繰り返しやるって意外と大変なことなんです。特に自分にとっては。

 

今考えていることは、自分の授業とかぶらない時間でかつ可能な時間を3つに絞って、火曜日の4:00-5:30、木曜日の4:00-5:30、土曜日の2:00-3:30で軽く授業みたいな感じで進めていくことです。すでに過去2回のmeetupに参加してくれた人にはアンケートを送って続々と日程の希望が届いている最中です。

 

さすがはみんな意識が高い。そして興味深いのが、大の大人も平日の時間帯が可能ということです。なんて素晴らしいのでしょう。この働き方や生活にも感動を覚えます。

 

また、それぞれユニークな日々を過ごしているようで、例えばウーバードライバーとか動画作成が趣味で空港のゲートのセキュリティーをしている人、おそらく老後をめっちゃ楽しんでいるおじちゃん(前述。晴れの日にハレの日 - あまりかたちのわからないもの)、昔ALTで日本に赴任していた人、医学系の研究者など様々な職種の人に会えるのもいい点です。

 

それでそれで、週3のクラスをやりつつ、全体のmeetupも開催したほうがいいのかなとか思ったり、いっそのことある程度生徒が集まったら、グループ名を変えて「日本語教えます」の実態を隠してしまおうかとか、いろんなことを考えて何が一番いい(楽)かなって考えてます。

 

そして今になって、やっぱりグループ全体にアンケート投げなくてよかったと思いました。当初は、先述したアンケートをみんなにやってもらおうとしたのですが、運営側の事故は目に見えているので、正しい判断ができてよかったと思います。

また、ひとりひとりに送ることでみんなのやる気も感じられるし、いい距離感にもなれるし、作業は地道で大変だけど、いいやり方だと思っています。これはつまり「会に参加していない人はクラスに加わることはできない」ということです。それでも本当に日本語の勉強はやりたいけどなかなか日程が合わないって人もいるので、週1で普通のイベントは継続しつつということにしました。

 

なぜこのやり方をするかというと、このmeetupを作った本当の目的が「本気で日本語をやりたい人を探す」だからです。だから相手は無意識ですが、こちらとしては選考のようなプロセスを経ています。

 

①そもそもmeetupのグループに参加する

②イベントに参加する

②-1もし来れないことになっても無断欠席せずに行けない旨を通知してくれる(まだ生きてる)

③参加後、それぞれの連絡先に「本当にやりたいか」の確認とアンケートを送る

④本当にやりたい人はアンケートに答える

 

といった段階です。かっこよく言ってるけどすごく普通のことです。すべて「やる気があれば」でつながります。

「やりたいならついてこい」です。

 

つまり、人数の多い母体から人を選ばずして気持ち良く人を選ぶためには面倒臭いプロセスを踏ませるのがいいという魂胆です。

 

もう少しいいアイデアありましたら教えてください。

このやり方も即興なので、現実的でない点もあるかもしれません。

 

しかしまあ、何を言っていても始ってないことにはゼロなので、しっかりどうやって進めたらいいかを考えなくてはなりません。何から教えたらいいのかとか、どういう教え方がいいのかとか。

 

しかしながら、日本語教師になるための講義を受けて理論を埋め込まれてからの実習ではない、まったく逆の「自ら考えて自ら失敗して自ら学ぶ」なので、たぶん違う世界が見えるはずです。どこの学校教育目標だよって感じの標語ですが、今の教育現場で「自ら失敗する」という文言を掲げている場所はどこかにあるでしょうか?知りたいです。教えてください。

 

この活動はある意味で正解はないので、自由であるだけに失敗すれば打撃は大きいです。きっと教室も解散レベルで。だけどいいのです、どうなるのか知りたいからやっているだけです。やってみないとわかんない。そう、ほんとにやってみないと自分も含め誰もどうなるかなんてわかんない。1回で成功しちゃうとあんまりおもしろくない。失敗したら次のやり方のヒントになるしね。若いしね。でも保身で言いたくなります、そのレベルで失敗とか成功とか語るまでもないけどねっていう。でもいいのいいの、今はこれがやってみたいの。

 

偉そうなこと言ってますが、あれです。不器用なので突っ走るしかないだけなのです。

 

がんばれ、じぶん!