基準とアルファ
日本でもだいぶ馴染みがあるIKEA。
北欧はスウェーデンの大手家具屋さんである。
流れるように買い物をし、買ったアイテムは自ら組み立てるスタイルで、安さと手軽さを実現させた。
今日本ではイケアデートだとか、そういう「こういう部屋がいい」「こういうインテリアが欲しい」だとか、ああだこうだ言いながらツアーをするものが流行していなくもないらしい。
たしかに、お互いの価値観が分かるし、きっと室内の模様って大事だろうから、デートも盛り上がるのではないだろうか。
先ほど調べたら、イケア婚活というものはあったが、イケア婚活パーティはなかった。
イケア婚活とは、単純に「休日はイケアに行くのが好き」とか「家具が好き」とか「インテリアが好き」とかいう男女の婚活パーティである。
でもそれってただの婚活パーティ、、
だからこうしたらいいのに。
”相手を探しにイケイケ!
自分ならこうする 婚活IKEAツアー”
要するに、イケアで婚活パーティーとかしたら楽しいと思うのである。
基本的に、婚活パーティってローテして世間話とかたまに真剣な話とか会話して、最終的に相手にアタックして返事がどうなるかって感じだよね。
結婚したいなら、もちろん会話のムードが合うとか話が合うとかも大事だけど、「住む家」に対する価値観も見過ごせないところだと思う。恋愛と違うのは同じ家にするってことも挙げられる。入り口はIKEAのツアーで、そこから他の価値観に広げていく。楽しそうじゃない?
あと、単純に、婚活パーティでIKEAの話するよりも現地で歩いて回りながらIKEAの話したほうが断然面白いし、素を知れるのではないか。
こうしよう。
カップルにはいろんなタイプがいる。男が強いところ、女が強いところ。強いって言い方が合っているかわからないが、リードするとか、意思決定の所在と言いましょうか、、そういうのって、「はい、まず一分間話してくださーい」だとなかなか分からない。そこをもう取っ払っていこうっていうスタイルがこちら。
性別や物事関係なく、「こだわりがない人」と「こだわりたい人」に分けて、こだわりたい人がIKEAツアーのプランを考える。もちろん「こだわらない同士」もあり。そしたら、なんとなく基本的な意思の矢印は分かる。スタート地点である程度分けておくことで(IKEAっていう少し特殊な要素だが)そのあとの滑り出しも多少はアドバンテージになるのではないか。きっとお互いが熱を語って、「こだわらない人」は「うんうんそうだね」って話を聞き「こだわる人」は自分のプランを思いっきり語れる。
「IKEA好きが集まる普通のパーティ」じゃなく「IKEAでIKEA好きによるパーティ」ってところがみそで、これは前者のパーティにもあてはまるけど、IKEAっていうワードをあえて設定しそれを価値観の基準にすることで、お互い鮮明に価値観や人柄が認識されるのではないかと思う。でも共通の趣味を持った人たちが何もないところから「はい自由に始めてください」より、もうプランがあって、ある程度アシストされてる状態で行う婚活ってやりやすいし、わかりやすい。
普通のところで共通の趣味を持つ人が出会うのは今まであったことだけど、その場所でその時間を共有するのはなかなかないのではないか。
IKEAっていう実地を貸し切るのはある程度の権力が必要だけども、テレビとかだったらできるんじゃないか。テレビはテレビでしかできないことをやるのが仕事だと思うから、ぜひテレビ、IKEA婚活パーティ。やってください。
テレビじゃなくても、近くに会場を設置するんでもいいし。事前に組を作ってツアーさせて、帰ってきてまた話すみたいな。
と書いてて、別にIKEAじゃなくてもいいなとか思うし、別にやらなくてもいいなとも思うし、テレビじゃなくてもいいならテレビじゃなくてもいいわなとも思うし、でもやったら楽しいんじゃないかなとも思う。
運命の赤い糸のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや
p.s.自発的に考えてるわけではないんだが、最近日本の少子高齢化を解決するためにはどうしたらよいでしょうかなんて考えてる。なんかユニークなアイデアないかな。