あまりかたちのわからないもの

別に人生遠回りしてもいいかなっていうブログ

においっていう見えない壁

 

お久しぶりです。

 

今回は「におい」についてです。

 

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ぐちゃーっといろんなにほひ 

 

意外と題名の「あまりかたちのわからないもの」に沿ってて、我ながら驚いています。

 

留学先で、四月からホームステイから寮に引っ越しました。

住環境は素晴らしいです。

ルームメイトは非常に静かなアメリカ人で、彼はコンピューターゲームと動画に活動の8割くらいを割いています。本当に静かなので、する音といえば、クリック音とくしゃみと動画を見ながらのクスクス、鼻をかむ音でしょうか。

 

いいんです。いいんですよ、別に。

 

筆者だって動画は見るし、たまにクスクスするし、くしゃみも出る。マックだからクリック音とかは出さないし、鼻もかまないけどね。

 

我々は全然会話しないし、部屋は部屋って感じで快適なんだけど、人間味がないというか、、、、、パソコンと睡眠とパートタイムと週一あるかないかのハングアウトしかしてません。かなしい。

 

他人の生き方なので口出しはしないのですが思うことはある、ということで、この前提を敷いておいて話します。

 

 

嗅覚とは

嗅覚は五感の中でも、仲間かどうかを意識する、区別するのに特化しているものだな、とつくづく思います。

 

例えば、電車の中。

知らない人が、なにか中華料理系のにおいの強い料理を持ってて、その時のにおいってどう感じますか?

 

「美味しいそう、お腹すいた」

「うう、、くさい」

 

こういうこと思うと思います。

個人的にはくさいと感じます。少なくともいい匂いとは思いません。

 

こういう状況とか、あとルームメイトの話で言えば、彼が調理をする時といえば「素の辛ラーメン」か「素のトマトパスタ」なのですが、両者ツワモノで、なかなかにおいが強い。そして、安いトマトソースを使っているので、安いソースって必要以上のニンニクの香りついてたりするじゃないですか。それが本当にくさくてですね、、、辛ラーメンなんて、あのインスタント特有のにおいがたちまち部屋に充満します。

 

きっと、同じトマトソースを使っても、自分でその調理をしていれば、においはきつく感じません。要するに自分の領域にあるのか他人の領域にあるのかの違いなんです。

 

さらに、それでいて換気扇をつけない。これもにおいに関係してます。その自分の嫌なにおいを少しでも消して欲しいがための「換気扇つけろよ」なんです。思うに、共同生活でスタジオタイプの部屋で料理時に換気扇つけないで料理するのってリスペクトがあんまりないんじゃないかなあとか思います。気にしすぎ?

 

まあ換気扇はいいとして、さらに言えば、たとえば仲の良いグループだったり、なんでもいいですが、同じグループ内で、ご飯を作る時、たとえ自分が調理をしていなくても、その料理を待っている間のにおいは気にならずむしろ楽しみでお腹が空きますよね。

 

自分の味方なのかどうなのかがとても鍵なんだろうと思います。

 

ルームメイトのことをただの同居人としてしか思っていないので、友達ほど深くもないし、だからこそ、においのことに過敏になってしまうのでしょうか。仲が良ければ口で言うこともできますが、それすらもめんどくさいと思うくらい、ことなかれに傾いています。時すでに遅しです。これに関しては家は寝るところと捉えてしまっているので仕方ないと思います。1人暮らしか仲の良い人と暮らせば問題ありません。

 

ちなみに以前のホームステイ先の犬もにおいが強く、あまり好きにはなれませんでした。なんだか他の家族の動物ってあまり可愛くない。それに加えて、ホストファザーのこともあまり好きではなかったからなのだろうか、家自体もくさかったと感じているし、よくあの環境で頑張ったなと自分を褒めたいくらいである。

 

まあこれは、好き嫌いの境目がにおいの判別で成り立っているのか、またはもしかしたら、個人的に「自分の好きではない人」はそういうにおいの面で疎かったり、合わなかったりする人なのかもしれません。それか、もはや筆者の感覚がやばいのか、筆者が根本的に共同生活が合わないのか、そうでもある気がしますが。。。まあ🙌それとにおいは別ということで!!

 

 

においは好みの判断基準

つまりは、においは「その人が自分の味方なのか」「その人のことをどう思っているか」で、だいぶ感じ方が変わってきます。ある種の仲間の判別手段や基準でもあるのです。

 

だから電車の中での知らない人がもっているニンニク料理のにおいや、道を歩いていて香ってくるにおいなどは、見知らぬ人、つまり自分とは遠いものという認識の上に認知するものであるのだと思います。

 

例外もあります。きっと日本人なら和食のにおいはそうは思わないでしょう。

 

例えば夕方道を歩いていて、誰かの家から香ってくる、醤油とだしのにおい。これって、なぜだか受け入れて「ああ、夜ご飯たのしみだな」とか「おなかすいたあ」って思いませんか。

 

これは発信源が知らない人でも、和食という日本人として近くに存在するものだからなんだと思います。焼き魚のにおいも同じです。焼き魚をしたあとに服につく残り香はくさいですが。

 

あくまでの自分の意見ですが、においの判別はその対象が自分からどのくらい遠いのか、好き度合いの距離感でもあると言えると思います。

 

遺伝子関係のことは知りません。

 

 

少し展開させれば、動物たちのマーキングはその「仲間意識の区別のあらわれ」と言えます。

 

www.necoichi.co.jp

 

マーキングすることで自分の仲間と敵の判別、所属の区別がなされます。

 

このように動物の本能と同じように人間もそうなのかもしれません。

 

 

いろんなこといいましたが、

一言で言えば、いいにおいに囲まれたい

 

 

 面白い記事もありました。

 

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